積層材「J-WOOD」とは？

ニュージーランドで育てられ、30年かけて成長したパイン材は計画的に伐採されます。

一定の長さにカットされたパイン材の丸太を、まるで大根のかつら剥きをするような形で切り削り、1枚ずつドライヤーでしっかりと乾燥させます。

厚さ約4mmに切り出された1枚は、それぞれ弱点となる部分が切り落とされて、1枚ごとにその強さが測定されます。

強さに応じてランク分けされた1枚は、製造する材の性能に合わせて選定されてJ-WOODが作られます。

乾燥させたものを、繊維方向に揃えて、高温のホットプレスで長時間圧締を行います。

所定の断面をカットして、製品「J-WOOD」として完成します。

所定の強さを確保できるものだけが選ばれ作られたJ-WOODは、内部までしっかりと乾燥し、積層接着することで個々の単板の性能が平均化され、バラツキの少ない安定した品質の構造材を作ることが可能となります。

構造用LVL JWOODは、木材固有の弱点を克服した、理想的な木質材料と言えます。