筑豊家づくりのお役立ち情報まとめ

【大工通信】耐震性を考える為に‐筑豊・飯塚地域【西山断層帯】まとめ

筑豊・飯塚地域の注文住宅の【耐震性】基準を考える


■筑豊・飯塚地域に関係する活断層帯-【西山断層帯】

万が一、私たちが住む筑豊地域にある活断層帯が大きな地震を引き起こした場合。どの程度の規模が想定されているかご存知ですか?

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日本の内陸部にはどこにでも活断層が存在しているのが国や自治体の調査で分かってきています。

筑豊・飯塚地域にも活断層帯が存在します。
それは宗像沖から朝倉市あたりまで続く【西山断層帯】です。その西山断層帯は大きく3つの区間に分けられています。

出展:地震調査研究推進本部

出展:地震調査研究推進本部

筑豊・飯塚地域に関係してくると考えられるのが「西山区間」「嘉麻峠区間」です。

将来の地震発生時の可能性として
□西山区間の地震規模-M7.6程度
□嘉麻峠区間の地震規模-M7.3程度
の規模が想定されています。
※「地震調査研究推進本部-西山断層帯」より>>>

活断層が引き起こした過去の主な地震
1995年/兵庫県南部地震(阪神・淡路大地震)‐M7.4(最大震度7)
2004年/新潟県中越地震‐M6.8(最大震度7)
2005年/福岡県西方沖地震‐M7.0(最大震度6弱)

 

■「筑豊・飯塚地域で注文住宅の耐震性を考える」まとめ

【1】上記の内容を考慮すると、最大震度7に対する耐震性を有する家づくりを考えるコトが大事になってくると考えられます。

阪神・淡路大震災では80%以上の方が圧死によって命を落としています。

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①その時、家がもちこたえられるか?
②その後、安全な状態で家が残っているか?
を考えた耐震性の家づくりが大事だというのが私たちの家づくりへの教訓であり、役目です。

万が一が起こったあとに、私たちが住む家が安全な状態で残っていれば、少しでも安心感を確保できる場所があるということだと思います。

 

【2】家づくりの基準に「耐震等級」という国の基準があるのをご存知ですか?

この基準は3段階に分けられています。まずはこの基準を知ってください。
①耐震等級1-阪神淡路大震災では倒壊する危険性がある
②耐震等級2-阪神淡路大震災でも倒壊しない程度の耐震性
③耐震等級3-阪神淡路大震災でも十分安全な耐震性

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私たちの家づくりは【耐震等級2】が標準です。
もちろん【耐震等級3】の家づくりもすぐにお応えできますし、おすすめしています。

 

【3】【高い耐震能力の確保】と【耐震能力の長期継続力】の2点が大事

耐震能力を確保するには、家づくりで以下が主な大事な点です。
①家を構造を作る「土台」「柱」「梁」「筋交い」「間柱」などの構造材
②構造材同士を繋げる金物

私たちは以前からこの点において特にこだわっています。品質が一定で、その能力が長期間確保できる部材を選定しています。

それには大きな理由があります。

新築時に【耐震等級3】の能力があったとしても、
①木材は時間が経つと「乾燥」などで収縮しやすくなります。
②割れや腐食で木材そのものの能力が落ちます。
③そうすると、木材同士を繋げている金具が緩みやすくなります。

つまり、新築時に【耐震等級3】でも、そこがピークで時間が経てば【耐震等級3】ではなくなる可能性があるからです。

国内でも珍しい【J-WOODという木材】と【専用の金物】を私たちが使う理由は
【高い耐震能力の確保】
【耐震能力の長期確保】
を目的としているからです。
耐震能力が高いJ-WOODについての概要はコチラ>>>

筑豊・飯塚地域の皆さんにとって【家づくりの耐震性】を考える基準に少しでもお役にたてればと思います。


【参照】

政府 地震調査研究推進本部サイト>>>
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験を活かし、地震に関する調査研究の成果を社会に伝え、政府として一元的に推進するために作られた組織です。

地震動の予測-福岡県(PDF)>>>
福岡県が県内の活断層が引き起こす「地震動の予測」を公表しています。ここには「西山断層帯」も調査・公表されています。

福岡県西山断層帯の地形地質調査(PDF)>>>
国立研究開発法人産業技術総合研究所の「西山断層帯」調査・研究公表資料。この調査結果に基づき、「地震調査研究推進本部地震調査委員会(2004)」は西山断層帯の長期評価を公表しています。


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【お問合せ】東宝ホーム株式会社飯塚営業所>>>

TEL:0948-29-1040

住所:福岡県飯塚市枝国241-1

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